本を読む 相場道

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酒田五法の本間宗久先生の本です!(^^)!

前回は 本間光丘さん、酒田本間家の本家の方ですが、本間宗久さんは相場をされている方なら、一回は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

私は図書館から借りましたけれど、

定価1600円が、中古品500円前後から10,000円近くで販売されているものもあります。

 

値段が開いているのはなぜでしょうか。

状態がいい中古品なのでしょうけれど、重版はされていないのでしょうかね。

 

相場の格言や孫子の兵法など、

いろいろな格言を相場を通して〇〇のようにとらえる。考える。

説明がされているので、とてもワクワクしました。

 

・相場で失敗しないコツ

 失敗した原因を突き止めて、同じ失敗を二度と繰り返さないこと

 

・相場での戦略とは

 相場がいま、どんな状態にあり、今後どんな動きをするかという全体の動きに対する

 見方。底値圏なのか天井圏なのか。そして現在の相場がどのあたりにいるのか。

 過去の最高値や最安値と比べれば、どこにいるかがわかります。

 

・相場を見る

 相場は「価格」「情報」だけで動かない。

 かといって相場を張る人の「心」だけではない。

 この3つ「三位一体」となって相場は動いているのだ。

 自分の心を無にして、相場と一体になれば、相場の実体が見えてくる

 

本間宗久さんは、本家から追い出されて江戸の米相場で張っていた時

大負けをするんです。

 

その後、なぜ負けたのかを分析するんですが

その一つに 「資金」「心」「余裕」が とても重要だと言っております。

 

限られた自分の資金で、相場を張らねばならず、心も資金も余裕を失わせる結果になった。

 

本家から追い出される前は、本間家の資金もありますし、商人の家ですからいろいろな情報が入ってきていた。

一回負けても、次の相場で取り戻せばいいやという余裕があった。

いろいろな情報はとても相場では役に立ったが、本家を追い出されると情報は入ってこなくなる。

資金は「本間家の資金」から「自分の手元の資金だけ」となり

心も資金も余裕がなくなっていた。

だから売りで失敗しても、借金をしてまた売りを重ね、間違いに気づけなかった。

 

うーん(´▽`) 自分で気が付けるって、やはりすごいお人ですよね。

FXはメンタルだ!と言われますし、

今は「本当にそう思う」と腑に落ちていますブタバンク。

 

ですがね、それに気が付いた、腑に落ちたのも本当に最近。

人に言われて、ブログ読んで、何回もよんで 

やっとわかりかけた。

 

余裕ある人って、歩く姿もどこか違わないですか?

街で見かける余裕ありそうな人。

粋がっている人とは違いますよ ( ´艸`)

 

余裕ありそなセリフだけど、行動が余裕ない人もいませんか。

 

余裕って、心も資金も時間もどの分野でも大切だなとシミジミ。